阿里山旅行記⑤奮起湖・嘉義編|奮起湖便當・ドーナツ・火雞肉飯のご当地グルメを楽しむ

阿里山国家森林遊楽区から出発
移動方法
宿泊していた阿里山国家森林遊楽区から、奮起湖を経由して嘉義駅(電車側)へ向かいます。
今回私が選んだルートは以下の通りです
- 阿里山国家森林遊楽区 → 奮起湖:バス
- 奮起湖 → 嘉義駅:阿里山林業鉄路

全区間バスでも、逆に全区間鉄道でも移動可能ですが、バスは所要時間が短く効率的。一方、阿里山林業鉄路は観光列車としての魅力があります。今回は「効率の良さ」と「鉄道体験」を両立させるため、バスと鉄道を組み合わせました。
みなさんも、時間を優先するか、観光を楽しむかで移動方法を選んでみてください🙌
阿里山から奮起湖へ
海抜2000m超えの高地を後にし、阿里山のゲートを抜けバスセンターへ。

チケットは事前にFamiTicketで購入し、ファミリーマートで受け取り済み。
「經奮起湖(奮起湖経由)」の便に乗ると、奮起湖で下車できます🚎

バスは時刻表通りにやってきました。運転手さんにも念のため「奮起湖で降ります」と伝えて乗車します。
座席が阿里山仕様で可愛いです🌸🐻


車窓もとっても美しくて、見惚れながらバスに揺られます☁️
茶畑も見えてきました🍵

奮起湖散策の楽しみ方
1時間ほどで奮起湖のバス停に到着しました🙌

ここから奮起湖散策スタートです✨
奮起湖でお昼ご飯
私が奮起湖に来た最大の目的は、有名な奮起湖便當(お弁当)を食べること。
訪れたのは『奮起湖大飯店』。

奮起湖便當は1960年代に誕生し、半世紀以上愛されてきたご当地グルメ。嘉義の暑さで嘉義から取り寄せた弁当が昼までに酸っぱくなってしまったことが発祥のきっかけだそうです。
今では、奮起湖便當の形の交通系ICカードがコンビニで販売されていたり(可愛い!!)、

コンビニ弁当としてセブンイレブンで販売されたりと、台湾の人の多くが知る名物グルメになっています。
憧れのお弁当を前に、期待に胸をふくらませながら店内へ足を踏み入れます。
入ってすぐのレジで注文し、その場でお弁当を受け取って自分で席を探します。

お昼時で一階席は満席。
すぐには座れないかもと心配したのですが、地下の席も開放しているとのこと。
実際に地下に行ってみると席がたくさん✨

歴史の感じられる、味のある店内です。

お弁当箱もレトロで素敵!

今回注文したお弁当はこちら🍱
左:炙りTボーンポーク 180元
右:トマホーク風柔らかグリルポーク&ローストチキンレッグ 200元

近所のお弁当屋さんだたと110元ほどでお弁当が買えるので(2025年9月現在)、少し割高かな〜という印象はありました。
ですが、歴史あるお弁当を実際に奮起湖で食べられたことがとっても嬉しく、食べてみる価値はあるなと思いました🙌
肝心の味も、お肉が柔らかくてとっても美味しかったです!
奮起湖のドーナツ
奮起湖での2つ目の楽しみはドーナツ🍩
奮起湖はデニッシュ生地の焼きドーナツが有名で、駅周辺のさまざまなお店で販売されています。中でも人気は『百年桧木甜甜圏』です。
このお店は、奮起湖老街から急勾配の坂を下ったところにあります。

店構えはこんな感じ🏬

オフシーズンの雨の日にもかかわらず、気づけば私たちの後ろには列ができていました。
店頭では、できたてを提供してくれます👀
一つ30元というお手頃価格も嬉しいポイント💰

まずは試しに1つ購入して食べてみると…素朴で美味しい!
デニッシュ生地をドーナツ型に焼き上げた、どこか懐かしい味わいです。

気に入ってしまい、お土産用に10こまとめ買い🙌


10こ買うと1つおまけしてくれるので、さらにお得でした✨
奮起湖でお買い物
駅周辺には小規模な老街があり、阿里山名物のワサビやお茶を購入可能。

私は、ここで阿里山のスーベニアメダルをGETしたり、

お土産の阿里山茶を購入したりしました🍵
阿里山駅周辺よりお店が多いため、ここでお土産を揃えるのがおすすめです!
⚠️お店を選ぶ際は、Googleマップの口コミを事前に確認すると安心です
奮起湖駅から嘉義駅へ

奮起湖駅を満喫した後、阿里山林業鉄路で嘉義駅へ。
下山用のチケットも阿里山林業鉄路公式鉄路公式サイトで事前に購入済み。

奮起湖駅の窓口でもチケットを購入可能とのことですが、満席になる可能性も高いため、事前に購入しておくことをお勧めします✨


ホームで列車を待ちます。

すると、すっかりお馴染みの赤い列車が到着しました🚂

座席が阿里山国家森林遊楽区内で走っていた列車とは違い、一席ずつが独立していました。
ここから嘉義駅まで1時間半程かかるため、座り心地が良く助かりました!

下山は想像の何倍も揺れましたが、揺れもアトラクションだと思って楽しみました😆
嘉義駅到着 ちょっと寄り道
嘉義駅に到着しました🙌
この日の朝は海抜2400m(祝山駅)の所にいたのですが、嘉義駅は海抜30m。現実世界に戻ってきたなあという感じがします😆

当たり前ですが阿里山よりかなり暑いです🥵

火雞肉飯(七面鳥ご飯)を食べよう
元々は嘉義の有名な『林聰明沙鍋魚頭』の本店でお鍋を食べる予定でしたが、この日は定休日😿
急遽駅前にあるこちらの火雞肉飯(七面鳥ご飯)のお店に来ました🙌
火雞肉飯も嘉義を代表するB級グルメ。
台湾北部では鶏肉を使ったジーロー飯が主流ですが、嘉義では七面鳥を使った火雞肉飯が主流です。

店内のカウンターで注文をしていきます。

今回注文したのは火雞肉飯 70元。カウンターに並んでいるおかずを3種類選べます。

味はさっぱりしていて、コスパ最強で最高でした😊

みなさんも嘉義に行った際には是非名物の火雞肉飯を食べてみてください!
エッグロール
お腹がいっぱいになった後、嘉義駅の裏にある嘉義転運站(バスセンター)へ、お気に入りのエッグロールを買いに行きました。
このエッグロールは、嘉義の有名お菓子ブランド福義軒のもの。
台湾北部のコンビニでもプレーン味はよく置いてあるのですが、その他の味はあまり販売されておらず、私は嘉義に来たら必ず買うようにしています🙌

今回も、お気に入りの抹茶味を購入しました!卵の味が香る、シンプルでとっても美味しいお菓子なので、おすすめです✨
嘉義駅から最寄りの高鐵駅へ
奮起湖・嘉義駅を満喫した後、嘉義転運站から高鐵駅へバスで移動。高鐵で帰路につきました😪

朝3時半に起きて眠さもピークでしたが、それ以上に楽しい思い出がたくさんできました😊
終わりに
阿里山旅行記、いかがでしたでしょうか?
一泊二日の滞在でしたが、正直あと二泊はゆっくりしたかったです🥺
ぜひ他の季節にも再訪して、違う阿里山の表情を楽しみたいと思います⛰️

皆さんにも阿里山の魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです☺️
最後まで阿里山旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました!