阿里山に到着!
阿里山旅行記①では、台湾北部から高鐵とバスを乗り継ぎ、霧に包まれた阿里山に到着するまでをレポートしました。
今回はその続き。ホテルのチェックインまでの空き時間に、阿里山駅周辺をぶらりと散策してみた様子をお届けします。
美味しいお鍋との出会いから、郵便局や阿里山名産のお茶やお餅まで…。阿里山駅周辺の楽しみ方をまとめました✨

阿里山駅周辺での楽しみ方
私がこの日バスで到着したのは、『阿里山国家森林遊楽区』入口付近にあるバスセンター(地図左下)。
『阿里山国家森林遊楽区』とは、阿里山の豊かな自然やご来光が楽しめる広大な森林公園。敷地内には観光列車も走っており、ホテルやレストランもあります。

バスセンターから歩くこと約10分で、『阿里山国家森林遊楽区』の入場ゲートに到着しました。
この日は小雨が降っており、観光客はまばらで、静かな雰囲気が漂っています。

係員の方に入場料を支払い、レシートを受け取ります。

入場料は下記の通り。
切符種類 | 入場料(台湾ドル:元) | 説明 |
---|---|---|
全額券 | 300 | 身分証明書を所持する台湾国民は、割引料金で 200 台湾ドルでチケットを購入できます。 |
一般優待券 | 150 | 公共交通機関(バスまたは旅客輸送)の乗車券を所持している人。 |
自家用車で訪れる場合、入場料は300元で、駐車料金は別途必要です。
私はバスで来たので、入場料150元のみを支払いました。
詳細は台湾森林レクリエーションサイトで確認できます。
入場ゲートから阿里山駅までは徒歩約5分。
ここから、阿里山駅周辺の散策がスタートです🙌
阿里山駅周辺でランチ|山賓餐廳の石頭火鍋
ちょうどお昼時に阿里山に到着したので、レストランを探して阿里山駅周辺をうろうろ。
すると「阿里山市場商圏」と書かれた、屋台のようなお店が並ぶ建物を見つけました。

中には、滷肉飯や牛肉麺といった台湾料理を出す小さなお店がいくつか営業していましたが、オフシーズンだからか閉まっている店も多め。
オフシーズンの阿里山は、全体的に賑わいが落ち着いていて静かな雰囲気です。
さらに周辺を歩いてみると、伝統的な台湾料理を扱う大きなレストランもいくつかありました。

少し肌寒かったので、どうしても温かいものが食べたい!と更にレストランを探していたところ、『山賓餐廳』というお店を発見。どうやらお鍋を扱っている様子です。

念のため Google Map の評価をチェックしてみると、この周辺ではずば抜けて高評価🤩
迷わず、このお店でお昼ご飯をいただくことにしました。
案内されて店内に入ると、レトロでとっても可愛い。


座って一息ついて、ご飯を食べていきます。
看板メニューの 石頭火鍋 には大サイズと小サイズがありました。
店員さんに「大サイズは絶対食べきれないから、小サイズとおかず1品で十分だよ」とアドバイスをもらい、小サイズを注文。
確かに小サイズでも、二人で食べきれないくらい大きかったです笑

おかずは、店員さんに折角1つにしておきなとアドバイスを貰ったのに、調子に乗って2つ注文しました笑
注文したおかずの一つ目は、猪肉の炒め物。この料理は、台湾原住民の食文化にルーツがある郷土料理。山間部の阿里山らしい一品です。

二つ目は、エリンギの揚げ物。こちらは、台湾のレストランによくある料理かなと思います。

あとは、二人前の白ごはんも注文。これも、結構たくさん!

お腹がはち切れそうになりながら美味しくいただきました!笑
また、店内には静かでゆったりとした時間が流れていました。
外から聞こえる雨の音に、お鍋がぐつぐつ煮える音、そして落ち着いた店内BGM。その三つが合わさって、まるで時間がゆっくり進んでいるような感覚に。とっても癒されました。
さらに、店内からは阿里山駅に向かう列車の姿も見られます🚃
料理はもちろん美味しかったのですが、それ以上に心に残ったのはお店の雰囲気。
レトロでありながら清潔感のある店内、窓の外に広がる景色。
その空間に癒されながら「幸せだな〜」と思いつつ、ご飯を食べました。
皆さんも阿里山に行かれた際には、『山賓餐廳』にぜひ行ってみてください🙌
阿里山郵便局|消印付きハガキで思い出を送る
お腹いっぱいご飯を食べたあとは、レストランのすぐ向かい側にある郵便局へ。
郵便局とは思えない様な、とっても素敵な外観です。



今回の目的は、自宅と日本の家族に「阿里山の消印付きハガキ」を送ること📮
郵便局内や近くの売店ではポストカードが販売されていて、郵便局内にはボールペンやのりも自由に使えるコーナーがあります✨
切手もその場で購入できて、料金は
- 国内宛:5元
- 国外宛:10元
と、かなり良心的(2025年9月時点)。
阿里山の思い出を“実際に届く形”で残せるのは特別感がありますよね。

書き終えたハガキは、郵便局前の赤いポストへ投函します📮

赤いポストの左に国外向け、右に国内向けのハガキを入れます。

ちなみに、実際に自宅に届いたハガキがこちら✉️
台湾国内宛はおよそ4〜5日で到着しました。

しっかり『阿里山』の消印が押されていて、見るたびに旅の思い出がよみがえります✨

阿里山に訪れた際は、ぜひ皆さんもハガキを送ってみてくださいね📮✨
阿里山のお土産|お茶とお餅でほっと一息
阿里山駅周辺には、お土産やお茶を扱う小さなお店がいくつかあります。
私が立ち寄ったのは 『日出商店』。
店構えがおしゃれで思わず足を止めてしまいました。

ここでは、阿里山茶のHOTとお餅を購入。後ほどホテルでゆっくりいただきました。


さらに隣の 『阿里山雲頂茶坊』 も訪問。
こちらではお土産用のお茶をゲット!外から来た猫ちゃんが、まるで買い物に付き添ってくれるかのように現れて、とっても癒されました😸

阿里山駅周辺はお店の数こそ多くありませんが、ちょっと立ち寄るだけでも楽しいお買い物体験ができます✨
阿里山駅近くのセブンイレブン|標高2200mのコンビニ体験
阿里山駅近くには、セブンイレブンが1軒だけあります。
外観には原住民モチーフのタイルが使われていて、とても可愛らしい雰囲気✨


このセブンイレブンは、なんと海抜2,200mの場所にあるそうです。

標高が高いため、購入したポテトチップスの袋がパンパンに膨らんでいて驚きました。


さらに、店内ではNICIとコラボした台湾限定キーホルダーも販売されていました。台湾の中でも一部のセブンイレブンでしか取り扱いがないそう。

私も思わず台湾の鳥「帝雉(ミカドキジ )」のキーホルダー(380元)を購入。
この鳥は阿里山にも生息しているそうですが、とてもレアで実際に見るのはなかなか難しいのだとか。いつか見てみたいな〜!

ちなみに、台湾の1000元札にも帝雉(ミカドキジ )がプリントされています🦆✨

ちょっと立ち寄っただけのコンビニでしたが、阿里山ならではの発見があって楽しいひとときになりました🙌
阿里山駅周辺まとめ|グルメ・郵便局・お土産・コンビニ
ここまで読んでいただきありがとうございます🙏
阿里山駅周辺では、美味しいお鍋やお茶、郵便局やコンビニまで、小さな発見がたくさんありました。
阿里山に来られる際には、ご来光や森林散策だけでなく、駅周辺をぶらりと歩いてみるのもおすすめです🙌
次回は、沼平駅周辺での森林浴についてご紹介します。どうぞお楽しみに✨
