阿里山旅行記④|祝山駅で見る絶景ご来光と小笠原山観景台散策
阿里山旅行記①〜③は読んでいただけましたか?✨
今回の阿里山一泊二日旅行は、
- 1日目:阿里山駅・沼平駅周辺を散策
- 2日目:祝山駅でのご来光鑑賞や、奮起湖駅周辺での散策
というスケジュールで過ごしました🙌
この記事では、2日目の ご来光鑑賞 を中心にお届けします!
阿里山旅行のメインイベントでもあるご来光鑑賞。天気は少し怪しい…果たして、日の出は見られたのでしょうか…?

3時半起きで祝山駅へ
阿里山では、祝山駅周辺がご来光スポットとして大人気です。
私たちも、二日目の朝に阿里山駅から阿里山林業鉄道の祝山線に乗って祝山駅へ向かいました🚃
📝祝山線の基本情報
運賃:片道 大人150元
出発時間:日の出に合わせて毎日変動。
チケット購入の注意点:阿里山駅2Fの窓口は 08:00〜16:30。祝山線は人気が高く、混雑期には当日券の購入枚数が制限されることもあるため、前日までの購入がおすすめ。
詳細情報:阿里山林業鉄道と文化遺産管理処の公式サイトをチェック!
ホテルから阿里山駅へ
この日のご来光予定時間は 午前5:45!
午前3時30分に起床し、眠い目をこすりながら身支度開始。午前4時にはホテルを出発しました。
「星が見えるかな〜」と期待していたのですが、あいにくの曇り空で星は見えず…😿

宿泊していた阿里山神木賓館から阿里山駅までは徒歩約5分。
あたりは真っ暗でシーンとしており、少し怖さも感じました(オンシーズンだと比較的賑やかなのかも)。

ちなみに、阿里山では過去に熊が出没したこともあるそうです。
「次に来るときは熊よけの鈴を持参しなければ…」と心の中で思いました😨
↓🎥 当時のニュース映像はこちら
駅近くのセブンイレブンで温かいコーヒーを購入。早朝の山で飲むコーヒーは格別です☕️

阿里山駅から祝山駅へ
ここから阿里山林業鉄道に乗り、祝山駅へ向かいます。

出発5分前の時点で車内はすでに満席。
途中の沼平駅から乗ってきた人たちは座れず、立ったままの乗車となっていました。
オフシーズンでこの状況なので、オンシーズンはさらに混雑するかなと思います。
また、早朝ということもあり車内はとても静かで、ほとんどの人が眠そうにしていました😴
うとうとしていると、あっという間に祝山駅に到着しました。

祝山駅は海抜2,451mで、阿里山駅よりもさらに高い場所にあります👀

駅のホームが三日月型になっているのが特徴だそうです🌛

改札口には、親切にその日の日の出時刻と最終列車の時間が掲示されていました📝

最終列車はなんと午前6時30分!😆
「絶対に乗り遅れないようにしなきゃ!」と身が引き締まります。

祝山駅から小笠原山観景台へ
祝山駅に到着したら、いよいよお楽しみのご来光鑑賞です🌄
急いで小笠原山観景台へ
祝山駅の出入り口付近で見る景色、すでに絶景。

しかし、駅員さんが他の観光客に
「間に合うなら小笠原山観景台まで移動した方が良い!あっちの方が綺麗!」
と説明しているのを小耳に挟み、私も早足で展望台へ向かうことにしました。
駅前には美味しそうな食べ物や飲み物が販売されており、後ろ髪を引かれる思いでしたが、ご来光鑑賞を最優先にしてグッと我慢して進みます。

祝山駅から小笠原山観景台までは徒歩約10分。
「すぐ着くだろう」と高を括っていましたが、かなりの上り坂で何度も心が折れそうになりました😆
小笠原山観景台でご来光を鑑賞
ヘトヘトになりながら坂道を登り、小笠原山観景台に到着しました。
駅員さんのいう通り、祝山駅から直接見るよりもかなり視界が開けています。
空はすでに赤く染まり、とても美しい景色です。



この後、10分ほど粘りましたが、残念ながら雲が厚くはっきりとした日の出は見ることができませんでした😿
ですが、折り重なる山々のコントラストと、だんだん明るくなっていく空の変化がとても美しく、十分に楽しめました!




ちなみに…
この日は9月初旬でしたが、小笠原山観景台の気温は12℃。長袖の上着は必須です!

猿に注意!
小笠原山観景台猿に遭遇しました🐒!


猿と日の出を見るのも面白いなと呑気に考えていたら、他の観光客のサンバイザーを素早く盗んで行きました😱
荷物は地面に置かず、食べ物は絶対に与えない様にしましょう⚠️

阿里山駅に戻ります
絶景を楽しんだとは、阿里山林業鉄道にて阿里山駅へと戻ります。
祝山駅から阿里山駅へ
この時点で周囲はすっかり明るくなりました。

帰りのチケットは、祝山駅の改札手前の窓口で購入🎫
阿里山駅で購入したチケットとは柄が異なり、ご来光の写真が印字されたデザインでした✨

車内でうとうとしていると、あっという間に阿里山駅に到着。
朝の阿里山は、本当には清々しい空気が流れています。


阿里山駅で朝ごはん
阿里山駅に戻って朝ごはんをいただきました。
阿里山のホテルには、レストランが併設されていないことも多く、その場合は提携レストランで使える 朝食チケット をフロントでチェックイン時に受け取ります。
そのチケットをレストランで提示し、朝食をいただく仕組みです。

朝ごはんは バイキング形式。
内容はまさに THE 台湾の朝ごはん で、お粥や豆乳などが並んでいました。

阿里山と名残惜しいお別れ
ホテルで少し仮眠を取った後は、阿里山とのお別れの時間です。
チェックアウトを済ませ、1日目にバスで到着した阿里山国家森林遊楽区の入口付近にあるバスセンターへ向かいます。
ホテル前でお昼寝していたわんこが、「案内します」と言わんばかりに立ち上がり、一緒に歩いてくれたのがとても印象的でした😆

まとめ
阿里山旅行記④「祝山駅ご来光編」はいかがだったでしょうか?
雲が厚く、ご来光ははっきりとは見られませんでしたが、小笠原山観景台からの絶景や、盗人の猿のハプニングが思い出になりました☺️
次回は、帰り道に立ち寄った 奮起湖 についてお届けします。
美味しいグルメがたくさんありました😋お楽しみに〜!
